台風が来た時に雨漏りする原因と対策は?
台風による強風の影響でゴミや落ち葉が排水ドレンに詰まり、ドレンの排水機能が低下してしまうと、バルコニーが浸水し、その結果としてサッシから水が侵入することで雨漏りの原因となることがあります。
バルコニーやベランダの軒下にシミが有る場合は、ドレンが原因で雨漏りが起こっている可能性があるので下から見上げて確認をしてください。
雨漏りをさせないためには台風シーズン前に以下の対策が必要です。
定期的な排水ドレンの点検と清掃
大雨の前だけでなく日常的に排水ドレンをチェックし、落ち葉やゴミ、土砂などを取り除いてください。 正常な排水が出来ないと防水層の劣化を促す原因にもなります。台風シーズン前には清掃を特に徹底するようにしましょう。
防水処理・排水の勾配の確認
バルコニーやサッシの防水処理がしっかりしているか確認します。 特にサッシ周りのシール材や防水塗装が劣化していないかを点検し、必要に応じて修理または防水再施工を行います。バルコニーや排水ドレンの勾配が適切か確認し、排水がスムーズに流れるように調整します。バルコニーに水が溜まらないように、適切な傾斜を確保することが大切です。排水ドレンの設計が適切であるか確認し、必要であれば改善することも重要です。 排水の流れがスムーズにいくようにするためには、設計の見直しや追加の排水設備を検討することが考えられますので専門家への相談をおすすめします。