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次の大規模修繕は20年後?高耐久塗料(無機フッ素など)を選んでトータルコストを削減する方法

大規模修繕の豆知識 2025.11.12 (Wed) 更新

こんにちは!東京都の大規模修繕専門店オーナーズプラスです。

大規模修繕の費用や工期はオーナー様にとって大きな負担ですが、塗料選びによって将来的な修繕周期やコストを大幅に変えることができます。

この記事では、高耐久塗料(無機塗料やフッ素塗料)を使った外壁塗装のメリットや注意点、品川区の実例を交えたトータルコスト削減方法を解説します。

 

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大規模修繕の一般的な周期と課題

大規模修繕は建物の耐久性と入居者満足度を維持するために欠かせません。しかし、一般的な修繕周期や費用感を知らずに計画すると、思わぬ負担が生じます。東京都品川区の都市部では、建物密度や環境条件によって修繕計画の柔軟性が求められます。

一般的な修繕周期は12〜15年が目安

一般的な外壁塗装の耐久年数は、シリコン塗料で約12〜15年、ウレタン塗料で約8〜10年とされています。築20年を超えたマンションでは、既に一度以上の塗替えが必要なケースが多く、12〜15年周期では将来的に修繕費が短期間で重なる可能性があります。東京都品川区の実例では、築22年のアパートで3回目の塗装時に約300万円の費用が発生しました。このことから、長期的な耐久性を考慮した塗料選定が重要です。

修繕費用が大家さんの大きな負担になる理由

外壁塗装の費用は建物規模や使用塗料によって変動します。東京都品川区の中規模マンション(延床面積約1,200㎡)の場合、シリコン塗料での塗装費は約250万円〜350万円、フッ素塗料では約350万円〜450万円が相場です。短期間で複数回の塗装が必要になると、大家さんの資金負担が大きくなります。また、施工中の足場設置や入居者対応も追加コストとなるため、長期的な視点で塗料を選ぶことが経済的です。

東京都品川区など都市部での修繕事情

都市部では、狭小地や隣接建物との距離により施工が複雑化し、費用が増加しやすいです。また、排気ガスや紫外線、雨風の影響も強いため、塗料の耐久性が通常より重要となります。品川区では足場設置費用や施工管理費が他地域よりも高くなる傾向があり、長期耐久塗料を選ぶことで将来的な修繕回数を減らし、トータルコストを抑えることが可能です。

 

大規模修繕の外壁塗装塗料

 

高耐久塗料とは?無機塗料・フッ素塗料の特徴

高耐久塗料は従来のシリコン塗料やウレタン塗料より耐候性が高く、修繕周期を延ばす効果があります。無機塗料やフッ素塗料は特に耐久性に優れており、品川区のマンションでも採用が増えています。

無機塗料の耐候性と耐久性

無機塗料は酸化チタンなどの無機成分を多く含むため、紫外線や酸性雨に強く、塗膜劣化が非常に遅い特徴があります。実際に東京都品川区で施工した築25年のマンションでは、無機塗料による外壁塗装で15年以上経過してもひび割れや色あせがほとんど確認されませんでした。無機塗料は施工時の下地処理が重要であり、下地の清掃・補修を丁寧に行うことで最大耐用年数を実現できます。

フッ素塗料の防汚性・耐久性

フッ素塗料は塗膜表面に撥水性と耐汚染性を持つため、雨水で汚れが流れ落ちやすく、建物美観の維持に優れています。東京都品川区の築20年のマンションでは、フッ素塗料施工後10年経過しても外壁の汚れや色あせがほとんどなく、入居者満足度向上にも寄与しました。また、フッ素塗料は耐久性が高く、再塗装周期を延ばすことで修繕費用の長期削減につながります。

一般塗料との寿命比較(シリコン・ウレタンとの違い)

一般的なシリコン塗料の寿命は約12〜15年、ウレタン塗料は約8〜10年です。一方で無機塗料やフッ素塗料は15〜20年程度の耐久性を持ち、東京都品川区の都市部マンションでは、次回修繕まで20年を見込むことも可能です。耐久性の差は塗り替え回数の減少に直結するため、長期的な費用負担を大幅に軽減できます。

 

高耐久塗料を選ぶメリット

修繕周期を20年に延ばせる可能性

高耐久塗料を使用することで、次回の大規模修繕までの期間を従来より延長できます。例えば、東京都品川区の築25年の賃貸マンションでは、フッ素塗料施工により、前回修繕から20年後までの耐用年数を想定でき、大家さんの資金計画が安定します。修繕間隔が長くなることで、入居者への影響や施工スケジュールの調整も容易になります。

トータルコスト削減につながる理由

初期費用は高めですが、塗り替え回数が減少するため長期的なトータルコストは大幅に削減できます。東京都品川区の例では、シリコン塗料で20年に3回塗装する場合の総費用が約900万円なのに対し、フッ素塗料なら20年間で1回の施工で済み、総費用は約450万円となります。施工回数が減ることで足場費や施工管理費も節約可能です。

美観維持と資産価値向上

高耐久塗料は塗膜の劣化や汚れが少なく、外観の美しさを長期間保てます。東京都品川区の築30年のマンションで無機塗料を使用した場合、入居者満足度が向上し、賃料維持や空室リスクの軽減につながりました。建物の資産価値を長期的に保つためには、高耐久塗料の採用が有効です。

品川区のマンション事例で見る効果

築28年の品川区マンションでは、フッ素塗料施工後20年経過しても塗膜剥離やひび割れはほとんどなく、修繕費の累計も従来塗料に比べ50%以上削減できました。このような事例は、塗料選定がトータルコスト削減に直結することを示しています。

 

高耐久塗料のデメリットと注意点

初期費用が高い

フッ素塗料や無機塗料はシリコン塗料に比べ1.5〜2倍程度高額です。東京都品川区の中規模マンションでの施工費用は、シリコン塗料が約300万円に対し、フッ素塗料は約450万円となります。しかし、長期的に見ると修繕回数が減り、総費用は逆に抑えられます。

職人の施工技術が必要

高耐久塗料は下地処理や塗布方法に高い施工精度が求められます。施工技術が不足すると、耐久性や美観が十分に発揮されず、再施工のリスクがあります。施工業者選定時には、東京都品川区での施工実績や職人の技術力を確認することが重要です。

塗料の種類による適合性の違い

無機塗料やフッ素塗料は建物の構造や下地素材によって適合性が異なります。鉄筋コンクリート、ALC、モルタルなど建材ごとに最適な塗料を選定する必要があります。品川区の物件では、下地の状態に応じた塗料選定が長期耐久性の鍵となります。

調査不足による失敗事例

下地の劣化や建物環境を十分に調査せず高耐久塗料を施工した結果、施工不良や耐久性の低下が発生したケースがあります。東京都品川区の築25年マンションでは、下地補修不足により塗膜剥離が発生し、施工後5年で再塗装が必要になりました。事前の現地調査と施工計画が成功の鍵です。

 

トータルコスト削減の考え方

初期費用と長期的な修繕費の比較

初期費用は高くても、修繕回数の削減と美観維持による資産価値向上を考慮すると、トータルコストは低減します。東京都品川区での試算では、築25年のマンションにおいて、フッ素塗料を使用した場合、20年間の総費用が従来塗料の半分程度に抑えられるケースがあります。初期投資を惜しまず、長期視点で塗料を選ぶことが、賢明な大家さんの選択です。

 

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まとめ

高耐久塗料(無機塗料・フッ素塗料)を活用することで、大規模修繕の周期を延ばし、トータルコストを削減できます。初期費用や施工技術、適合性に注意しつつ、品川区のマンション事例も参考にすると、長期的な資産価値維持と美観確保に繋がります。

東京都品川区でアパート・マンションの大規模修繕、外壁塗装、防水工事を検討している方は、是非この記事を参考にしてくださいね!

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私が担当しました!

営業

猪股 浩二猪股 浩二

私は建築業の仕事に30年以上携わり、現場管理を通して、戸建て物件から大規模修繕までを担当してきました。様々なケースに携わってきましたが、共通して、これまでの建物に対する不十分な施工やメンテナンスが手遅れになってしまっている案件が多いと感じています。 いち早く修繕について検討して頂けるよう、専門家としてオーナーの皆様により多くの情報を提供してまいります。

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