こんにちは!東京都の大規模修繕専門店オーナーズプラスです。
この記事では、鉄部塗装がなぜ重要なのか、共用廊下や階段で発生するサビの原因、最適な塗料の選び方、正しい施工工程まで詳しく解説します。
この記事を読むことで、鉄部塗装を行う適切なタイミングや、失敗しない塗料選定のポイントが分かります。
※【賃貸オーナー様向け】外壁塗装が入居率アップに繋がる理由とは?空室対策としての外観リフォームについて詳しく知りたい方は
※次の大規模修繕は20年後?高耐久塗料(無機フッ素など)を選んでトータルコストを削減する方法について詳しく知りたい方は
次の大規模修繕は20年後?高耐久塗料(無機フッ素など)を選んでトータルコストを削減する方法をご確認ください。
Contents
鉄部塗装の重要性とは?
鉄部塗装は大規模修繕工事の中でも後回しにされやすい工事です。
しかし、共用廊下や階段に使われている鉄部は、建物の中でも特に劣化が進みやすい部分です。
東京都世田谷区のアパートやマンションでは、雨風や湿気の影響を強く受けるため、鉄部塗装の重要性が非常に高いです。
鉄部塗装はサビを防ぎ、建物の安全性と資産価値を維持するために欠かせない工事です。
なぜ鉄部はサビやすいのか?
鉄部がサビやすい最大の理由は、鉄が水分と酸素に反応して酸化する性質を持っているからです。共用廊下や階段の手すり、側溝蓋、階段裏などは、雨水が溜まりやすく乾燥しにくい環境にあります。東京都世田谷区では年間降水量が多く、湿度も高いため、鉄部塗装が劣化すると一気にサビが進行します。
実際に世田谷区の築25年マンションを調査した際、塗膜が剥がれた階段裏から赤サビが広がっていました。下地の鉄が露出すると、わずか半年ほどで腐食が進み、指で触ると鉄粉が落ちる状態になります。
鉄部塗装は、塗膜で鉄を覆い、水分と酸素を遮断する役割を担っています。
塗装が劣化すると防錆機能が失われるため、定期的な塗り替えが必要です。
共用部分の劣化がもたらすリスク
共用廊下や階段の鉄部が劣化すると、安全面で大きなリスクが生じます。
階段の踏板裏が腐食すると、強度が低下し、最悪の場合は踏み抜き事故につながります。
手すりのサビは、入居者が触れた際に衣服が汚れる原因にもなります。
東京都世田谷区で管理会社から相談を受けた事例では、サビた階段手すりが原因で入居者からクレームが発生しました。
その結果、管理品質への不信感が高まり、退去につながったケースもあります。
鉄部塗装は事故やクレームを未然に防ぐための予防工事です。
大規模修繕の一環として計画的に実施することが重要です。
共用廊下・階段における鉄部の劣化事例
東京都世田谷区のアパートやマンションでは、共用廊下や階段の鉄部劣化が頻繁に確認されます。
劣化事例を把握することで、鉄部塗装の必要性をより具体的に理解できます。
実際の現場で多く見られる症状を紹介します。
よくあるサビの症状
鉄部塗装が劣化すると、まず塗膜の膨れや剥がれが発生します。
その後、赤サビや黒サビが表面に現れます。
階段裏や側溝蓋の裏側は特に湿気がこもりやすく、サビの進行が早いです。
筆者が担当した世田谷区の築30年マンションでは、廊下の鉄製支柱に穴あき腐食が発生していました。
この状態になると塗装だけでは補修できず、部材交換が必要になります。
鉄部塗装は軽度のサビの段階で行うことで、補修費用を大きく抑えることができます。
早期発見と早期対応が重要です。
放置するとどうなる?安全性と美観への影響
鉄部のサビを放置すると、建物全体の印象が大きく低下します。
共用廊下や階段は入居者や内見者が必ず目にする場所です。
サビが目立つと、管理が行き届いていない印象を与えます。
安全面でも深刻な問題が発生します。
腐食が進行した鉄部は、地震や強風時に破損するリスクがあります。
東京都世田谷区のような都市部では、事故が発生すると管理責任が問われる可能性もあります。
鉄部塗装は、美観と安全性を同時に守る重要な工事です。
鉄部塗装の役割とメリット
鉄部塗装には明確な役割と多くのメリットがあります。
単なる見た目の改善ではなく、建物を長持ちさせるための基本的な保全工事です。
東京都世田谷区で大規模修繕を検討する大家さんにとって、理解しておきたいポイントです。
サビの進行を防ぐ防錆効果
鉄部塗装の最大のメリットは、防錆効果です。
下塗りに防錆塗料を使用することで、鉄と水分の接触を防ぎます。
エポキシ系錆止め塗料は、密着性が高く、耐久性に優れています。
実際に世田谷区の現場でエポキシ系下塗りを使用したところ、10年以上サビの再発が見られませんでした。
適切な下地処理と塗料選定を行うことで、鉄部塗装の耐用年数は大きく延びます。
防錆効果を最大限に引き出すためには、ケレン作業が非常に重要です。
サビをしっかり除去してから塗装することが長寿命化につながります。
建物の資産価値を守る
鉄部塗装は建物の資産価値を維持する役割も担っています。
共用部分の劣化は、物件全体の評価を下げる要因になります。
金融機関の評価や売却時の査定にも影響します。
東京都世田谷区の賃貸市場は競争が激しいです。
共用廊下や階段がきれいな物件は、内見時の印象が良くなります。
鉄部塗装を含めた大規模修繕は、長期的に見て収益性を高める投資です。
定期的な塗装が結果的にコスト削減につながります。
美観の維持と住民満足度の向上
鉄部塗装は美観を大きく改善します。
共用部分が明るく清潔な印象になることで、住民満足度が向上します。
特に階段や廊下は毎日利用されるため、心理的な影響も大きいです。
筆者が関わった世田谷区のマンションでは、鉄部塗装後に入居者アンケートの評価が向上しました。
住民満足度の向上は、長期入居につながります。
結果として空室率の低下にも貢献します。
鉄部塗装は経営面でも効果の高い工事です。
鉄部塗装に最適な塗料の種類と特徴
鉄部塗装では塗料選びが非常に重要です。
塗料の性能によって耐久年数や仕上がりが大きく変わります。
東京都世田谷区の環境に適した塗料を選ぶことが重要です。
一般的に使用される塗料には、ウレタン塗料、シリコン塗料、フッ素塗料があります。
ウレタン塗料は柔軟性が高く、細かい部分に適しています。
シリコン塗料は耐候性とコストのバランスが良い塗料です。
フッ素塗料は耐久性が非常に高く、長期的なメンテナンス回数を減らせます。
下塗りにはエポキシ系錆止め塗料を使用することが基本です。
中塗り・上塗りで耐候性塗料を重ねることで、鉄部塗装の性能が最大限に発揮されます。
塗料選定は建物の築年数や劣化状況に合わせて行う必要があります。
専門業者による現地調査が不可欠です。
まとめ
鉄部塗装は共用廊下や階段のサビを防ぎ、建物の安全性と資産価値を守る重要な工事です。
東京都世田谷区のアパートやマンションでは、湿気や雨の影響を受けやすいため、定期的な鉄部塗装が欠かせません。
適切な塗料選定と正しい施工工程を行うことで、長期的なコスト削減につながります。
東京都世田谷区でアパート・マンションの大規模修繕、外壁塗装、防水工事を検討している方は、是非この記事を参考にしてくださいね!
大規模修繕・マンション工事・防水工事のオーナーズプラスでは、東京都世田谷区でお客様にピッタリのプランを提案しています。
東京都世田谷区のアパート・マンションの大規模修繕、外壁塗装、防水工事はオーナーズプラスお任せください!!
私が担当しました!
営業
猪股 浩二猪股 浩二
私は建築業の仕事に30年以上携わり、現場管理を通して、戸建て物件から大規模修繕までを担当してきました。様々なケースに携わってきましたが、共通して、これまでの建物に対する不十分な施工やメンテナンスが手遅れになってしまっている案件が多いと感じています。 いち早く修繕について検討して頂けるよう、専門家としてオーナーの皆様により多くの情報を提供してまいります。



