こんにちは!東京都の大規模修繕専門店オーナーズプラスです。
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アパート、マンション大規模修繕以外にも防水工事、雨漏り修理なども対応しております。
東京都のオーナー様で大規模修繕をご検討の方は是非お読みいただきお問合せください。
築年数が経過したアパートやマンションで、雨漏りに悩んでいるオーナー様は多くいらっしゃいます。「雨漏りでも火災保険が使えるのか?」「経年劣化でも補償されるのか?」と疑問に思われる方も多いはずです。
「雨漏りと火災保険の関係性」や「経年劣化がどこまで補償されるのか」などを中心に、保険適用の具体的なポイントや注意点を解説していきます。
この記事を読むと、雨漏りの原因とその見極め方、火災保険が適用される条件、申請のために必要な書類などが理解できます。アパート・マンションの経営でお困りの大家さんに読んでいただきたい内容です。
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雨漏りに火災保険は使える?その判断基準
雨漏りの被害を受けたとき、まず気になるのが火災保険が適用されるのかどうかです。結論から言うと、「経年劣化による雨漏り」は原則として保険適用外です。
しかし、自然災害(台風・豪雨・雪害など)によって生じた雨漏りであれば、多くの場合火災保険の対象となります。
そのため、雨漏りの原因が何によるものかを正確に判断することが重要です。
【雨漏りの主な原因3パターン】
雨漏りの原因は、大きく分けて以下の3つに分類されます。
経年劣化:建物の防水機能が時間の経過とともに低下し、隙間から水が浸入します。
施工不良:建築時の施工ミスにより、適切に防水処理がされていない場合。
自然災害:台風、豪雨、積雪などにより建物が損傷を受けた場合。
原因によって火災保険の適用可否が大きく異なります。
経年劣化による雨漏りとは?
経年劣化による雨漏りは、屋上の防水シートの剥がれ、外壁のひび割れ、シーリング材の硬化などから発生します。これらは定期的なメンテナンスで予防が可能ですが、放置すると建物全体に深刻な影響を及ぼします。
保険会社は、雨漏りの発生状況や建物の状態、気象記録などをもとに、経年劣化かどうかを判断します。
建築から20年以上経過している建物の場合、自然災害の影響であっても「経年劣化による被害」と見なされる可能性があるため、注意が必要です。
火災保険申請に必要な書類とは
火災保険を申請するには、以下の書類や証拠が必要です。
被害状況を示す写真(外観・内観)
被害の原因がわかる調査報告書
修理見積書
気象データ(台風・豪雨などの記録)
これらを揃えることで、スムーズに保険会社とやり取りができます。
雨漏り発見から保険申請までの流れ
雨漏りを発見したら、まずは被害状況を記録し、可能であれば応急処置を行いましょう。その後、専門業者に連絡して現地調査を依頼します。調査結果をもとに、保険適用が見込まれるかを確認します。
現地調査・見積もり取得
必要書類を揃えて保険会社へ申請
保険会社による査定・現地確認
給付金の支払い
注意点として、被害発生から申請までの期間が長いと、保険適用外とされることがあります。なるべく早く対応しましょう。
保険が使えなかった事例とその理由
まとめ
雨漏りの修理には火災保険が使える場合がありますが、経年劣化と判断されると適用されないケースが多いため、原因の特定と証拠の準備が重要です。
適切な手順を踏めば、保険金で修繕費用を軽減することも可能です。
オーナーズプラスでは、雨漏りの現地調査から保険申請のサポートまでトータルで対応しております。東京都で雨漏りにお困りのオーナー様は、ぜひお気軽にご相談ください。
私が担当しました!

営業
猪股 浩二猪股 浩二
私は建築業の仕事に30年以上携わり、現場管理を通して、戸建て物件から大規模修繕までを担当してきました。様々なケースに携わってきましたが、共通して、これまでの建物に対する不十分な施工やメンテナンスが手遅れになってしまっている案件が多いと感じています。 いち早く修繕について検討して頂けるよう、専門家としてオーナーの皆様により多くの情報を提供してまいります。