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【電気代が年間〇万円減も!】大規模修繕で断熱工事をすべき4つの理由

大規模修繕の豆知識 2025.07.23 (Wed) 更新

こんにちは!東京都の大規模修繕専門店オーナーズプラスです。

「大規模修繕のついでに断熱工事をするべき?」とお悩みの方は多いのではないでしょうか。実はこの判断、数年後に大きな差となって現れます。

この記事では「【電気代が年間〇万円減も!】大規模修繕で断熱工事をすべき4つの理由」と題して、断熱工事を取り入れることで得られる経済的・環境的・住環境的なメリットを解説します。

 

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大規模修繕の断熱工事

 

大規模修繕のタイミングで断熱工事を検討すべき理由とは?

多くのオーナー様が見落としがちな「断熱工事」。実は、大規模修繕と断熱改修を一緒に行うことで、コスト面でも効率面でも大きなメリットがあります。
ここでは、大規模修繕のタイミングで断熱工事を検討すべき具体的な理由を紹介します。

 

修繕だけで終わらせるのはもったいない!

大規模修繕は10~15年ごとに行う高額な工事です。このタイミングで「見た目の補修」に終始してしまうと、次回の修繕までに断熱性能の低さが原因で電気代や入居者の不満が蓄積してしまいます。
外壁や屋根の工事と同時に断熱材を施工すれば、足場費用や人件費の二重負担を避けられ、トータルコストを削減できます。

 

断熱工事がもたらす長期的メリット

断熱工事の主なメリットは「電気代の削減」「快適性の向上」「建物寿命の延長」「補助金活用」の4点です。
それぞれが長期的な視点でアパート・マンション経営に大きな影響を与え、結果的に資産価値を高める要因になります。
特に東京都のような寒暖差の大きい地域では、断熱の有無が管理効率に直結します。

 

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理由①:電気代が年間〇万円も削減できる可能性

断熱工事は建物の省エネ性能を高める工事です。光熱費削減という直接的な効果が得られ、家計に優しいだけでなく、入居者の満足度も上がります。

断熱性能が光熱費に与える影響

断熱材を適切に施工すると、外気温の影響を受けにくくなり、冷暖房効率が劇的に向上します。
例えば、断熱工事を施した物件では、夏場の冷房使用が30%、冬場の暖房使用が25%削減されたという事例もあります。
東京都の平均的な2LDKアパートでは、年間の冷暖房費が約18万円。断熱性能の改善により、年間5万円以上の電気代削減が実現できるケースもあるのです。

実際の削減事例とシミュレーション

ある杉並区の築30年のアパートでは、外壁塗装と同時に屋根裏の断熱材をグラスウールから高性能ウレタン材へ変更。
これにより、1室あたり年間約4.7万円の電気代削減に成功しました。
シミュレーションでは、10戸の物件で10年間運用すると総額470万円以上の光熱費削減になります。

 

理由②:居住者の快適性が劇的に向上する

断熱工事は、居住空間の快適性に大きく寄与します。気温の変化を和らげるだけでなく、湿度や空気の質にも良い影響を与え、長期入居を促す環境が整います。

夏の暑さ・冬の寒さを軽減

断熱材は室内の温度を一定に保ち、外の暑さ寒さを遮断します。
東京都では夏の気温が35℃を超える日が続くこともあり、冬は氷点下になることもあります。
断熱材の施工で冷暖房の効きが良くなり、エアコンの設定温度も控えめで快適な生活が可能になります。

結露・カビの発生リスクも低減

断熱材が室内外の温度差を小さくすることで、結露の発生を防ぎやすくなります。
特に冬季、窓や壁面の結露が原因で発生するカビは、入居者の健康被害や物件の評価低下につながります。
断熱材の施工により、これらのリスクを抑制できます。

住民満足度アップで空室率も改善?

「夏でも快適」「結露が出ない」といった住民の声は口コミやレビューに直結します。
居住満足度が上がることで退去率が下がり、空室リスクが軽減されます。
長期入居者が増えれば管理費も安定し、経営面でも大きなプラスとなります。

 

大規模修繕の断熱工事

 

理由③:建物の寿命を延ばす効果がある

断熱工事は建物の構造体そのものにも恩恵をもたらします。
内部結露や温度変化による劣化を防ぎ、長寿命化に貢献します。

外壁・構造体へのダメージを軽減

急激な温度変化は、外壁やコンクリート構造体のひび割れや膨張を引き起こす要因になります。
断熱材が温度差を緩和することで、建材への負荷が軽減され、結果的に修繕回数の削減につながります。

メンテナンス頻度の低減

 断熱性が高い建物は、劣化の進行が緩やかになります。
防水層の寿命が延びたり、配管の凍結トラブルが減少したりと、定期的な修繕の頻度や費用を抑えられるメリットもあります。

長期修繕計画にも好影響

 国土交通省のガイドラインに基づいた長期修繕計画でも、断熱性能は評価の対象となります。
計画の見直し時に「断熱改修済み」と明記することで、将来的な売却時にも有利になります。

 

理由④:補助金・助成金の活用で費用負担を軽減できる

断熱工事には国や東京都、自治体が設ける補助金制度を利用することで、初期費用の負担を大きく軽減できます。

断熱工事に使える主な補助制度

 国の「既存住宅における断熱リフォーム支援事業」、東京都の「断熱改修等推進事業」、
区市町村独自のエコ改修支援制度など、複数の制度が用意されています。
これらは最大で100万円前後の補助を受けられるものもあり、活用しない手はありません。

申請のタイミングと注意点

補助金は工事の「事前申請」が原則です。
工事開始後では対象外になるケースも多いため、施工業者と連携してタイミングを逃さずに対応することが必要です。
また、補助金の枠が埋まり次第終了となる制度もあるため、早めの検討・申請が重要です。

補助金を活用した成功事例

目黒区の3階建てマンションでは、外壁塗装+屋根断熱+窓の断熱フィルム工事で約200万円の工事費に対して、90万円の補助金を受給。
結果として自己負担額は110万円となり、光熱費削減効果も加味すると、5年以内で元が取れる計算になりました。

 

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まとめ

大規模修繕のタイミングで断熱工事を取り入れることは、コスト削減、快適性向上、建物寿命延長、補助金活用という多くのメリットを生み出します。
築年数の経過したアパートやマンションほど断熱性能に課題があることが多く、早期対応が経営の安定に繋がります。
ぜひこの機会に断熱工事の導入をご検討ください。

東京でアパート・マンションの大規模修繕、外壁塗装、防水工事を検討している方は、是非この記事を参考にしてくださいね!

大規模修繕・マンション工事・防水工事のオーナーズプラスでは、東京でお客様にピッタリのプランを提案しています。
東京のアパート・マンションの大規模修繕、外壁塗装、防水工事はオーナーズプラスにお任せください!!

 
 
 
 

私が担当しました!

営業

猪股 浩二猪股 浩二

私は建築業の仕事に30年以上携わり、現場管理を通して、戸建て物件から大規模修繕までを担当してきました。様々なケースに携わってきましたが、共通して、これまでの建物に対する不十分な施工やメンテナンスが手遅れになってしまっている案件が多いと感じています。 いち早く修繕について検討して頂けるよう、専門家としてオーナーの皆様により多くの情報を提供してまいります。

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