大規模修繕でベランダの物置や荷物の片付け方
片づける物のリスト
ベランダの片付けを始める前に、整理すべき物のリストを作成します。具体的には、以下のアイテムを確認しましょう。
物置
物置はベランダで最も大きなスペースを占めるため、整理の最初のステップです。中に詰まっている不要物を一掃することで、他の荷物の整理も進みます。私が行った修繕では、物置内に使わなくなった工具や古い園芸用品が大量に発見され、思い切って処分したことで、作業がスムーズに進みました。
ウッドデッキ・人工芝
ベランダにウッドデッキがある場合、その下に置かれている物も確認する必要があります。劣化した家具や、使用していないアイテムが隠れていることが多いため、取り除くことが重要です。私の経験では、古いウッドデッキの下にあった不要物を撤去することで、修繕作業の効率が大幅に向上しました。
人工芝の敷設部分も忘れてはならないポイントです。特に、劣化している部分や不要なアイテムがベランダに混在していることがあります。私が関わった案件では、不要な人工芝を撤去することで、ベランダの見た目が改善され、住民からも好評を得ました。
鉢
植物用の鉢も片付け対象です。植物の状態を確認して枯れた植物や使わなくなった鉢を整理することで、スッキリとした印象を与えられます。枯れている場合は処分を検討し、元気な植物は新しい場所へ移動させる準備をします。鉢を移動する際は、受け皿を使用して水漏れを防ぎ、植物が傷つかないように注意しましょう。
アンテナ
ベランダに設置されたアンテナや配線も確認が必要です。大規模修繕では、建物の外壁やベランダ周辺に足場を設置する必要がありますのでアンテナがあると足場の設置や作業が困難になってしまいます。必要に応じてアンテナがあれば取り外し収納してください。
なぜ片付けが必要なのか
ベランダの片付けがなぜ必要なのか、いくつかの理由を挙げてみます
工事の妨げを防ぐ
大規模修繕中に荷物が多いと、作業員がスムーズに作業を進めることができません。物が多いと、工事の進行が遅れたり、思わぬトラブルが発生する可能性があります。例えば、前回の大規模修繕では、ベランダの荷物が多くて作業が中断され、結果として工事が延びたというケースがありました。整理することで、作業が円滑に進むことが期待できます。