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「工事が終われば安心」ではない!アフターサービスと保証内容で見る、本当に誠実な業者の選び方

劣化症状 2025.11.26 (Wed) 更新

こんにちは!東京都の大規模修繕専門店オーナーズプラスです。

この記事では、工事完了後こそが本当のスタートである理由、
そしてアフターサービスや保証内容をどのように比較し、誠実な業者を見極めるのかを徹底解説します。

 

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なぜ“工事後”が本当のスタートなのか?

大規模修繕や外壁塗装は、工事完了がゴールではありません。
外壁材や防水層は時間とともに必ず劣化し、気候条件や施工品質によって劣化スピードは大きく変わります。
とくに東京都世田谷区のように住宅密集地が多い地域では、風向き・湿気・日照条件によって想定より早く不具合が発生するケースがあります。
私たちオーナーズプラスでも、世田谷区の物件で「工事完了から3年後に雨漏りが発生した」という相談を受けた経験があります。
当時の調査では、外壁の一部が想定以上に早く劣化しており、縦目地のシーリングに微細なクラックが確認されました。

こうした事例は珍しくありません。
つまり、工事完了後の経年変化をどれだけ手厚くフォローできるかが、誠実な業者かどうかを判断する重要な基準なのです。

 

工事完了=安心ではない理由

結論として、工事直後に不具合が無くても、数年後に劣化が進行してトラブルが発生する可能性があるためです。

大規模修繕は、外壁塗装、防水工事、シーリング工事など複数の工程で成り立っています。
そのため、どれか一つの工程に小さな不備があると、時間差で問題が表面化することがあります。

起こりやすい劣化例として、以下のようなものがあります。

 ・外壁塗膜の早期チョーキング(紫外線劣化)
 ・シーリング材の肉やせ、亀裂
 ・屋上防水層の膨れ
 ・雨樋の歪みによる排水不良
 ・タイル外壁の浮きや剥落

世田谷区のように築20年以上の物件が多い地域では、こうした劣化症状が複数同時に進行するケースが多くあります。
実際、私が現場で見てきた物件では、築25年のアパートで外壁塗装を行ったものの、バルコニー防水の排水口にゴミが蓄積し、施工から2年で雨漏りが再発した事例があります。

工事完了時点では誰も気付かない部分が、
 ・温度差
 ・雨量
 ・地震
 ・長期荷重
などの影響を受けながら少しずつ変形し、不具合として現れます。

だからこそ、工事完了直後の「きれいな状態」だけで判断してしまうと、後になって大きな出費につながるリスクがあるのです。

トラブル事例から学ぶ教訓

トラブル事例を見ていくと、誠実な業者とそうでない業者の違いが明確に分かります。

実際に東京都世田谷区で寄せられる相談には、以下のようなものがあります。

事例①:工事完了後3年でシーリングが破断
シーリング材の材質選定が適切でなかったことで、温度変化に追従できず破断。
対応した業者は「保証対象外」と説明し、オーナー様が再費用を負担することになったケース。

事例②:外壁タイルの浮き再発
打診調査が十分に行われておらず、浮きエリアの見落としが発生。
結果、再発したタイル浮きから剥落リスクが発生した。

事例③:屋上防水の膨れ
下地処理の不十分さが原因。業者は施工ミスを認めず放置したため、オーナー様が別業者に依頼することになった。

事例④:アフター点検が適当だった
「無料点検」と言いながら、実際は建物を遠目から見るだけ。
ひび割れや排水不良を見逃す例が多い。

これらの事例から分かる教訓は以下の通りです。

・工事後の点検が不十分だと再発リスクが高まる
・トラブルの原因は施工不良だけでなく経年変化でも起きる
・保証内容が曖昧な業者は責任回避する事が多い
・世田谷区の物件は日射条件による劣化速度に差が出やすい

つまり、工事後の状態を継続的にフォローしてくれる「アフターサービス」こそ、
本当に誠実な業者を見極める最大のポイントになります。

 

大規模修繕の保証

 

 

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アフターサービスの重要性とは?

大規模修繕や外壁塗装では、工事直後の仕上がり以上に「工事後のフォロー」が建物の寿命を左右します。
東京都世田谷区の物件でも、アフターサービスの有無によって、10年後の建物状態がまったく違う結果になるケースを多く見てきました。

アフターサービスは、建物の劣化を早期に発見し、必要に応じた補修を行うことで、
外壁材・防水層・シーリングの劣化進行を抑える役割があります。
特に世田谷区のように気温差が大きく、風向きの影響も受けやすい地域では、
定期点検の有無が資産価値に大きな影響を与えます。

私自身も、世田谷区内で施工を行ったアパートで、
「2年点検で屋上防水の排水口に泥詰まりを発見し、早期改善で雨漏りを未然に防げた」経験があります。
このように、アフター点検はトラブルを未然に防ぐための欠かせない工程なのです。

 

アフターサービスがある業者とない業者の違い

結論として、アフターサービスの質が高い業者は建物寿命を長く保つことができ、
逆にアフターサービスが不十分な業者は再発トラブルを招く可能性が高くなります。

東京エリアでは、大規模修繕や外壁塗装の工事後に「点検なし」「保証なし」という業者も存在します。
安さを売りにする業者の多くが該当し、世田谷区のオーナー様からも相談が多数寄せられます。

アフターサービスが“ある業者の特徴として、以下が挙げられます。

 ・定期点検の時期を明確に提示している
 ・点検内容に「写真付き報告書」が含まれている
 ・異常が見つかった場合の補修手順が示されている
 ・保証対応範囲が具体的に説明されている
 ・工事後に専門スタッフが継続して担当に入る

一方、アフターサービスがない業者には以下の特徴があります。

 ・契約後は連絡が取りにくくなる
 ・点検が無料ではなく、毎回有料になる
 ・「気になるところがあれば電話してください」と丸投げされる
 ・再発トラブルが起きても施工不良と認めない
 ・保証が書面ではなく口頭のみで案内される

私が世田谷区で見た例では「工事後3年で外壁塗膜が剥離したのに、業者が連絡に応じない」という相談もありました。
点検をしない業者は、異常に気付くタイミングが遅れ、結果として修繕費が膨らむケースが多い傾向があります。

だからこそ、
大規模修繕や外壁塗装は“工事後の付き合いまで含めて業者選定すること”が極めて重要です。

よくあるアフター対応の内容とそのチェックポイント

アフターサービスの内容には、業者ごとに大きな差があります。
世田谷区や東京エリアの大規模修繕では、以下のようなアフター対応が一般的です。

 ● 1〜2年ごとの定期点検
 ● 外壁のチョーキング検査
 ● シーリングの硬化・亀裂確認
 ● 屋上防水の膨れ・破断の確認
 ● 排水設備の点検
 ● タイル外壁の打診調査(一部)
 ● バルコニー床の防水劣化チェック
 ● 雨樋の歪み・破損確認

実際に私が現場で行っている点検内容として、
赤外線サーモグラフィーを使って外壁内部の含水状況を確認したり、
シーリングの硬度を計測するショア硬度計を使用して劣化状態を記録したりします。
こうした専門的な点検を行わない業者は、劣化を見落とす可能性が高くなります。

チェックすべきポイントは以下の通りです。

【アフターサービスのチェックポイント】
 ・点検項目が具体的に書かれているか
 ・点検頻度が決まっているか(例:1年・3年・5年・7年・10年)
 ・写真付き報告書が必ず出るか
 ・不具合が出た場合の補修費用の扱いが明確か
 ・シーリング・防水・外壁塗装それぞれの保証期間が分かれているか
 ・緊急時対応の可否(雨漏り発生時など)

世田谷区から寄せられる相談の中には、
「無料点検と聞いていたのに、実際は建物の外側を見ただけで終わった」という不満も多くあります。
アフター点検は表面を見るだけではなく、専門的診断が必要です。

アフター対応の質の差は、
建物を長持ちさせられるかどうかの差になります。

 

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保証内容を見極めるコツ

大規模修繕や外壁塗装を依頼する際、保証内容の確認は非常に重要です。
東京都世田谷区の物件では、施工後に雨漏りや外壁剥離が発生することもあり、保証の有無でオーナー様の負担が大きく変わります。
しかし、多くの大家さんは「保証期間だけ」を見て安心してしまいがちです。
本当に信頼できる業者は、保証期間だけでなく、その「保証内容の中身」にまでこだわり、明確に提示してくれます。

保証期間だけじゃない!保証の「中身」に注目

結論として、保証期間の長さはあくまで目安に過ぎず、実際に保証される範囲や条件を確認することが最も重要です。

例えば、外壁塗装では一般的に以下のような保証が存在します。

 ・塗膜の剥離や膨れ
 ・シーリング材の亀裂や剥離
 ・防水層の漏水
 ・タイルや外壁材の浮き

しかし、施工会社によっては「塗膜の剥離のみ保証」や「軽微なひび割れは保証対象外」といった制限がある場合があります。
この差を理解せずに契約すると、オーナー様が思わぬ費用負担をすることになりかねません。

私の経験上、世田谷区の築25年のアパートで、施工完了から3年後に屋上防水の膨れが発生した際、
ある業者は「保証期間内でも施工条件に該当しない」として修理を拒否しました。
しかし、オーナーズプラスが施工した場合は、保証書に明記された防水膨れ対応の条項に基づき、無償で補修しました。
この差が、オーナー様にとって大きな安心感の違いにつながります。

また、保証内容には以下の点も注目すると良いでしょう。

 ・保証開始日(工事完了日からか、引き渡し日からか)
 ・保証対象の範囲(外壁全体か、部分的か)
 ・施工条件やメンテナンス条件(定期点検の有無で保証継続か)

これらの条件を確認することで、「保証期間が長いけれど実質的に使えない」というリスクを避けられます。

曖昧な保証文言に要注意!

保証書に書かれている文言が曖昧だと、トラブルに発展することがあります。

例えば以下のような表現は注意が必要です。

・「必要に応じて補修」
・「当社判断で対応」
・「通常の使用状態で発生した不具合に限る」

一見すると問題なさそうですが、業者側の解釈で保証対象外とされることがあります。
実際、世田谷区の築30年マンションで「通常の使用状態」と書かれた保証条項が原因で、雨樋の詰まりによる漏水修理が有償になった事例があります。

このようなリスクを避けるためには、保証書に記載されている内容を必ず具体的に確認することが重要です。
また、口頭で説明された内容だけで安心せず、書面に明記されているかもチェックしてください。

さらに、誠実な業者は保証内容をシンプルに、かつ具体的に提示してくれます。
・「塗膜の剥離は施工日から10年間保証」
・「シーリングの破断は施工日から5年間保証」
・「屋上防水の膨れは施工日から5年間、定期点検により補修」

このように明確に数字と条件が書かれていると、オーナー様も安心して長期的に建物を管理できます。

 

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まとめ

大規模修繕や外壁塗装の工事完了は、あくまでスタートです。
施工後の経年劣化や予期せぬトラブルに備えるためには、アフターサービスと保証内容の確認が不可欠です。
東京都世田谷区で長期的に建物価値を守るためには、次のポイントを押さえて業者を選ぶことが大切です。

  1. 工事後も定期点検やアフターサービスをしっかり行う業者を選ぶ

  2. 保証期間だけでなく保証内容の中身を確認する

  3. 曖昧な保証文言は避け、具体的な条件が明記された書面で確認する

大規模修繕や外壁塗装は、将来の修繕費を左右する重要な投資です。
東京都世田谷区でアパート・マンションの大規模修繕、外壁塗装、防水工事を検討している方は、是非この記事を参考にしてくださいね!

大規模修繕・マンション工事・防水工事のオーナーズプラスでは、東京都世田谷区でお客様にピッタリのプランを提案しています。
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私が担当しました!

営業

猪股 浩二猪股 浩二

私は建築業の仕事に30年以上携わり、現場管理を通して、戸建て物件から大規模修繕までを担当してきました。様々なケースに携わってきましたが、共通して、これまでの建物に対する不十分な施工やメンテナンスが手遅れになってしまっている案件が多いと感じています。 いち早く修繕について検討して頂けるよう、専門家としてオーナーの皆様により多くの情報を提供してまいります。

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