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大規模修繕にかかる費用の考え方

劣化症状 2023.11.14 (Tue) 更新

オーナーの皆様いつもお世話になっております。


アパート・マンション大規模修繕専門店のオーナーズプラスです。

 

今回は【大規模修繕にかかる費用の考え方】について記載させて頂きます。

 

大規模修繕は適切なタイミングで行うことが重要です。


改修工事のタイミングが遅れてしまうと、劣が進行しているため余計な費用がかかったり、本来の状態まで戻すことが困難になったりします。劣化状況を把握し、劣化が進行しすぎる前に修繕工事を行うことで、より建物を長持ちさせることが出来ます。

 

それでは具体的な劣化症状とその対策方法についてご紹介します。

 


①はチョーキングとよばれ、塗膜の初期劣化状態で素地の保護機能が失われつつあります。

チョーキングは3~5年程度で発生しますが、チョーキングが起きたことによって、すぐに壁が倒壊するわけではありません。


②はクラックとよばれる外壁のひび割れが生じています。

このクラックの幅が0.2~1.0㎜の場合は、Uカットシール材充填工法という記載があります。


下地にカッターを入れ、シール材を注入するのですが、一般的に0.3㎜以上のひび割れにUカットシール材充填工法を採用します。


3.4ではコンクリートの押出し及び露筋が生じています。


押出されたコンクリートを削り取り、露出鉄筋の防錆処理後、エポキシ樹脂モルタルで成形します。

クラック追従性を考慮した改修仕様の選定、防水施工箇所の見直し等が求められます。


これらの劣化状況をしっかりと診断し、適切な処置をしてくれる業者さんを選びましょう。

 

オーナーズプラスでは、セミナー開催や計画段階のオーナー様にアドバイスさせていただいておりますのでお気軽にご相談ください。

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