オーナーの皆様いつもお世話になっております。
アパート・マンション大規模修繕専門店のオーナーズプラスです。
今回は【建物診断を実施するタイミングついて】について記載させて頂きます。
建物診断をいつかしないといけないと思いながら、実施するタイミングが分からないという方も多いと思います。
そこで、ここでは建物診断を実施する4つのタイミングをお伝えします。
①築20年以降
建物は20年も経ってくると外壁といった外部の劣化だけでなく、目に見えないタイルの浮きや屋根など普段は気付かない場所の修繕も必要になってきます。
そのため、簡易的な調査だけでなく、右図のような打診調査など、専門家による正確な診断を行いましょう。
②保証の期限が切れる
10年以内前回の修繕の時に、工事保証を出してくれる業者で工事を行っていれば、最長で10年程度の保証を出してくれるケースがあります。何か施工の不備があった場合は業者に費用を負担してもらえる場合がありますので、気になる方は積極的に建物診断を行うと良いでしょう。
③長期修繕計画の作成時
建物診断を行うことで、マンションの劣化状況に合った修繕時期や工事箇所を盛り込んだ長期修繕計画の作成が可能です。
分譲マンションでよく作成されるこの修繕計画ですが、賃貸でも正確な修繕費用も把握するために有効ですので一度作成することをおすすめします。
④大規模修繕を実施する前
修繕工事を行ってもらう施工会社を選ぶ際、各社に正確な見積もりをお願いするために修繕箇所を調査する必要があります。
同じ建物でも業者によって診断の精度は異なりますので複数の業者に診断を依頼して比較すると良いでしょう。
オーナーズプラスでは、セミナー開催や計画段階のオーナー様にアドバイスさせていただいておりますのでお気軽にご相談ください。